岸田首相、「現時点で東京での緊急事態宣言は検討せず」
(last modified Mon, 31 Jan 2022 07:02:46 GMT )
1月 31, 2022 16:02 Asia/Tokyo
  • 岸田首相
    岸田首相

岸田首相が、「現時点では東京での緊急事態宣言の発出は検討していない」と語りました。

NHKが31日月曜、報じたところによりますと、岸田首相は東京への緊急事態宣言について「まん延防止等重点措置がすでにスタートしており、効果をしっかり確認し事態の推移なども見て自治体とも連携しながら総合的に判断するというのが国としての基本的な考え方だ。少なくとも現時点では緊急事態宣言の発出は国としては検討はしていない」と述べています。

また、松野官房長官は午前の記者会見で東京都への緊急事態宣言の発出の必要性を記者団から問われたのに対し「緊急事態宣言は強度の私権制限を伴うもので発出に当たっては慎重な検討が必要であると考えており、重症者の病床使用率も重要な指標として注視していく必要がある」と述べました。

また、まん延防止等重点措置をめぐって「現時点で和歌山県を含め未実施の都道府県から要請は受けていない。要請された場合には国会の付帯決議を踏まえ速やかに検討していく」と述べました。

 


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