韓国で、「佐渡島の金山」の世界遺産登録に反対する署名運動開始
2月 28, 2022 20:08 Asia/Tokyo
日本政府が世界文化遺産登録に向け、朝鮮半島出身者が強制労働させられた「佐渡島の金山」をユネスコ・国連教育科学文化機関に推薦したことを巡り、韓国・誠信女子大の徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)教授が28日、佐渡島の金山の世界遺産登録に反対する署名運動を展開すると明らかにしました。
韓国のヨンハプ通信によりますと、署名はオンラインで受け付けられているということです。
徐氏は「日本政府は強制動員という加害の歴史を隠し、世界遺産登録を目指している」として、「韓国の全国民を対象に登録に反対する署名運動を行いたい」と説明し、海外に滞在する韓国人に対しても署名に参加するよう呼びかけています。
署名運動は3月の1カ月実施され、今後、世界の人々を対象にしても行う予定としています。