岸田首相が被災地を訪問、東日本大震災から11年
3月 12, 2022 19:10 Asia/Tokyo
岸田首相が東日本大震災から11年の節目に当たり、11日金曜の福島県に続き、12日土曜は、岩手・宮城両県の被災地を訪れ、犠牲者を追悼しました。
日本の報道各社によりますと、岸田首相は岩手・陸前高田市の復興祈念公園、そして宮城・石巻市の復興祈念公園でも献花し、黙とうしました。
岸田首相は石巻市で記者団に対し、「震災や原発事故の貴重な教訓を後世に残し、防災や減災に生かしていくことは私たちの責務だ」と強調するとともに、震災から11年が経過したことから、「コミュニティーの喪失や、被災者の孤独・孤立にも支援が重要だ」ともコメントしています。
一方、新型コロナウイルスの感染拡大で中断している政府の観光支援事業「観光業を中心に、GoToトラベルへの期待が大変大きい」としたうえで、「適切な時期が来たら迅速に再開できるよう、政府として準備は進めたい」と述べました。