日本でもガソリン価格高騰が止まらず
3月 14, 2022 19:55 Asia/Tokyo
日本国内で、ウクライナ情勢の緊迫化により、ガソリン価格の高騰が止まらない状況となっています。
日本の報道各社によりますと、日本でもウクライナ情勢の緊迫化でガソリン価格の高騰が止まらず、13日日曜時点での全国平均価格は1リットル当たり171.4円と、1.3円値上がりしています。
岸田首相は今月3日、さらなるガソリン急騰に備えるため、補助金の上限を1リットル当たり最大25円に引き上げることを発表していました。
しかし、専門家の間からは「ロシアからの原油輸出が滞れば原油価格が4割上昇」し、日本のレギュラーガソリンの価格は「1リットル200円を超える」との指摘もなされており、経済への影響が大きくなると見られます。
石油情報センターによりますと、新型コロナからの回復への期待から原油価格が上昇していたところに、ウクライナ危機が勃発し、さらにアメリカがロシア産原油の輸入停止を発表したことで、原油の需給ひっ迫への懸念が高まっています。
大阪商工会議所が行った調査では、主要会員企業からは先月末に発生したウクライナ危機によるエネルギーや原材料価格の高騰、物流の混乱への懸念、長期化への不安などの声が上がっています。
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