米軍オスプレイ2機が新石垣空港に緊急着陸、1機にトラブル
3月 29, 2022 16:27 Asia/Tokyo
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米軍オスプレイ2機が新石垣空港に緊急着陸、1機にトラブル
沖縄県石垣市の新石垣空港に米軍のオスプレイ2機が相次いで緊急着陸し、うち1機にトラブルがあったことが判明しました。
沖縄の地元紙・沖縄タイムスが同県空港課の発表として報じたところによりますと、日本時間の29日火曜午後0時50分ごろに1機が管制官に緊急着陸を要請した上で着陸し、同日午後1時10分ごろ、ともに飛んでいたもう1機が着陸しました。
大阪航空局石垣空港出張所の発表では、米軍普天間飛行場からフィリピンのマニラに向かっていたところ石垣島の南約145キロの上空で機体に氷が付着するのを防ぐ装置にトラブルが発見され、現在、駐機場に駐機し点検しているということです。
さらに、このトラブルで滑走路が2分間閉鎖され、空港を管理する県が緊急着陸した原因などの情報収集を急いでいるとされています。
新石垣空港に設置されたカメラの映像からは、2機のオスプレイが並んで駐機場に止まっていて、そばには空港の消防車が待機し、また乗員がエンジンのカバーを開けて内部を点検する様子も確認されています。
またNHKなど日本の報道各社によりますと、これまでのところ、負傷者などの情報はなく、問題のオスプレイは訓練中だったと見られるということです。
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