KDDIが3Gサービスを本日終了、4月以降はガラケー使えず
3月 31, 2022 16:36 Asia/Tokyo
auのKDDIが、主に「ガラケー」と呼ばれる携帯電話で使われている3G回線サービスを31日木曜で終了させます。
日本の報道各社によりますと、auを手がけるKDDIは、スマートフォンの普及で4Gが主流となり、利用者が大幅に減っていることなどから、31日いっぱいで3Gのサービスを終了します。
3Gのサービスは、2000年代の初めにスタートし、音声通話だけでなく写真や動画が送れるようになるなど、ガラケーと呼ばれる携帯電話でさまざまなサービスに活用されてきました。
今回の措置にともない、31日中に機種や契約の変更手続きをしなければ自動で解約となりますが、KDDIは、4月1日以降の手続きでも6月まではこれまでと同じ電話番号を継続使用できるよう対応するとしています。
また、基地局からの電波の送受信が止まり、4月以降、同社のガラケーでは通話もメールもできなくなるため、継続して利用したい場合は機種変更が必要となります。
今回の措置について、KDDIの林俊希さんは「今月に入って手続きに来る人の数が先月の1.5倍から2倍に増えている。スマートフォンの操作に不安のある人向けの教室も開き、安心して使ってもらえるようにしているので、手続きをお願いしたい」と語りました。
なお、3Gのサービスは、ソフトバンクが2024年1月に、NTTドコモは2026年3月に終了予定で、高齢者をはじめ利用者がスマートフォンなどに円滑に移行できるかが課題となります。
携帯電話技術は急速に進化し続けていることから、古い機種を持っている人は、早めの対応が必要になるといえそうです。
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