岸田首相、「サハリン2から撤退しない」
(last modified Thu, 31 Mar 2022 11:13:08 GMT )
3月 31, 2022 20:13 Asia/Tokyo
  • サハリン2
    サハリン2

岸田文雄首相は31日、日本が参加するロシアの石油・ガス開発事業「サハリン2」について、撤退しない方針を表明しました。

岸田首相

 

フランス通信によりますと、岸田首相は、サハリン2が「長期かつ安価なLNG・液化天然ガスの安定供給に貢献しており、エネルギー安全保障上、極めて重要なプロジェクト」だと述べ、「わが国として撤退はしない方針だ」と言明しました。

この事業には、ロシア国営ガスプロムが50%、三井物産が12.5%、三菱商事が10%を出資していますが、27.5%出資する英シェルは、既に撤退を表明しています。

一方で岸田首相は、G7・先進7か国の方針にのっとり、ロシアへのエネルギー依存度を低減していくための努力は継続すると述べました。

 


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