IAEA、「福島原発処理水は人体への影響小さい」
4月 30, 2022 19:21 Asia/Tokyo
IAEA国際原子力機関が29日、福島第一原子力発電所における処理水海洋放出の安全性について報告書を発表し、人体に与える影響は小さいとの見解を示しました。
IAEAは、今年2月中旬に行われた調査に基づくこの報告書で、関連設備の安全性について「的確に予防措置が講じられている」と指摘しました。
また、トリチウムなどの放射性物質を含む処理水の海洋放出に関して「人の放射線影響は日本の規制当局が定める水準より大幅に小さい」と評価しました。
日本の経済産業省は今回の報告を受け、「国際的な安全基準に照らした確認を継続し、安全確保に万全を期していく」としています。