東京市場で株価が値下がり、米の物価上昇の長期化への懸念拡大で
(last modified Thu, 12 May 2022 05:17:03 GMT )
May 12, 2022 14:17 Asia/Tokyo
  • 東京株式市場
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東京株式市場で、アメリカの物価上昇の長期化による世界経済の回復の鈍化への懸念から、株価が値下がりしています。

NHKによりますと、12日木曜の東京株式市場は、アメリカの物価上昇が長期化し、世界経済の回復が足踏みするのではないかという懸念が広がったことから売り注文が増え、株価が値下がりしています。

日経平均株価は、日本時間の12日午前の終値は11日水曜より220円96銭安い2万5992円68銭、東証株価指数トピックスは5.10下がって1846.05、12日午前の出来高は7億213万株でした。

市場関係者は「11日に発表されたアメリカの先月の消費者物価指数が依然、高い水準で、インフレ長期化への懸念から、ニューヨーク株式市場ではダウ平均株価など、主要な株価指数がことしの最安値を更新した。これを受けて、東京市場でも朝方から幅広い銘柄に売り注文が出て、日経平均株価は午前中、一時、500円余り値下がりした。一方、決算発表で業績が好調だった企業には買い注文も入っている」とコメントしています。

なお、米CNNによりますと、アメリカでは物価上昇に加えて一部の商品の品薄が指摘されており、特に最近では全米の店舗でここ数カ月、粉ミルクの欠品率が大きく上昇しています。

 


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