銀座のロシア食料品店の看板破壊で、米国籍の男を逮捕
May 25, 2022 18:48 Asia/Tokyo
今年2月28日に、銀座にあるロシア食料品店の看板を壊した疑いで米国籍の男(53)が逮捕されたことが判明しました。
時事通信によりますと、男は2月28日、東京・銀座にあるロシア食料品店「赤の広場」の立て看板を壊した疑いがもたれています。
被害受けた看板は店の前の歩道に設置されていたもので、防犯カメラの捜査などから男の関与が浮上し、24日火曜に逮捕されました。
「赤の広場」のオーナーのミヤベ・ヴィクトリアさんは、ロシアメディアの取材に対し、「男が看板を壊したことについて、日本人の皆さんが謝りに来てくれました。新しい看板を2つ作ってくださり、3つめの看板の費用を送金してくれました。お客さまのおかげで、私たちは今、真の力をもらい、支援を受けています。お客さまのことを誇りに思っています」と語っています。
当時はロシアがウクライナでの特殊軍事作戦を始めた直後で、日本国内ではロシア関連の店や在日ロシア人に対する嫌がらせとみられる行為が相次いでおり、この店は今年3月に被害届を提出していました。
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