日本が、首都直下地震で予測される被害を発表
(last modified Wed, 25 May 2022 09:51:36 GMT )
May 25, 2022 18:51 Asia/Tokyo
  • 東京都   
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東京都が25日、首都直下地震が起きた場合、約6100人の死者が出るとの被害想定を発表しました。

読売新聞などが伝えたところによりますと、東京都防災会議地震部会は、都心南部を震源とするマグニチュード7.3の地震が起きた場合、死者は約6100人、負傷者は約9万3400人に上り、また、帰宅困難者の数は453万人、避難者数は最大で約299万人になるという予測を明らかにしました。

東京都が想定を発表したのは2012年以来となります。専門家らが前回発表した東京湾北部地震の想定については、住宅の耐震化、不燃化などを考慮して見直しを行ったところ、想定の死者数は前回より3400人、負傷者数は約5万4200人減少したということです。

一方、日本経済新聞はこれに関して、死者数や建物全壊件数は前回の想定より減少するものの、増加するものもあるとし、専門家らが今回、エレベーターの停止件数は前回の想定の7473台から2万2426台へと大幅に増えると予想し、また地震が夏に発生した場合、クーラーが停止して体調が悪化するケースが起きると指摘しているとしました。

 


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