川崎重工が車輪でも走る「四脚歩行ロボット」を開発中
(last modified Thu, 02 Jun 2022 04:40:00 GMT )
6月 02, 2022 13:40 Asia/Tokyo

川崎重工業が現在、四脚歩行ロボット「RHP Bex」を開発中です。

このロボットは、去る3月に東京・有明の東京ビッグサイトで開催された「2022国際ロボット展」で公開されており、シカやウマのような四脚歩行状態から、膝と腹部から車輪を出して走行可能な「車輪モード」へと変形できます。

また整地・不整地を問わず、さまざまなシーンで移動を使い分けられることから話題を呼んでおり、100キログラムという高い積載能力があり、人が直接乗り込んで操縦も可能だということです。

このときのロボット展でのデモでは、不整地である畑での作物収穫の仕事を手伝ったり、人が乗りこんでロボットを操縦する様子を実演しました。また農業のほか、建築現場での荷物の搬送や、プラントでの点検などといった業務での活用を想定しているということです。

なお、RHP Bexには、ソフトバンクグループのアスラテック(東京都港区)がロボット制御システム「V-Sido(ブシドー)」を用いた歩行動作生成技術で協力しています。

 


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