円安が加速し一時133円30銭近辺、米金利上昇が重荷
6月 08, 2022 14:59 Asia/Tokyo
8日水曜午後の東京外国為替市場で円が下げ幅を広げており、一時133円30銭近辺にまで下がりました。
日経新聞など、日本の報道各社によりますと、日本時間の同日14時時点では1ドル133円24~25銭と前日17時時点と比べて48銭の円安・ドル高となっています。
また、同日14時前には一時133円30銭近辺と2002年4月以来およそ20年2カ月ぶりの安値を更新しました。
日本時間午後の取引では、長期金利の指標となる米10年物国債利回りが3%を超える水準に上昇しており、日米の金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが強まっています。
なお、同日午後1時現在ではユーロが24銭円安ユーロ高の1ユーロ142円12~19銭となっています。
市場関係者は「海外の投資家が大口の取引を仕掛けたことで円安ドル高が進んだ面もある」とコメントしています。