沖縄で性的暴行未遂の米兵の実刑確定 大麻密輸の米兵にも実刑判決
(last modified Sat, 11 Jun 2022 11:49:03 GMT )
6月 11, 2022 20:49 Asia/Tokyo
  • 那覇地裁判所
    那覇地裁判所

那覇市内で昨年10月、面識のない女性に性的暴行を加えようとしてけがを負わせたとして、強制性交等致傷の罪に問われていた米海兵隊員の被告(22)について、懲役4年6カ月とした那覇地裁判決が確定しました。

沖縄タイムスによりますと、控訴期限の9日までに被告側と検察側の双方が控訴しなかったため、判決が確定しました。

被告は昨年10月の深夜、女性の後をつけ、車に乗り込んだところを無理やり引きずり出して首を絞めたり、顔面を複数回殴ったりするなどしてけがを負わせました。

検察側が懲役6年を求刑していましたが、先月26日、懲役4年6カ月の判決が言い渡されていました。

 

一方、営利目的で米国から大麻の植物片918.3グラムを密輸入しようとしたとして、大麻取締法違反と関税法違反の両罪に問われた米軍嘉手納基地所属の1等軍曹の被告(35)の判決公判が10日、那覇地裁でありました。

佐藤哲郎裁判官は懲役3年、罰金80万円(求刑懲役5年、罰金100万円)を言い渡しました。

判決などによると、被告は米国在住の兄らと共謀の上、昨年7月、大麻の植物片が入った非公用軍事郵便物を米国から発送させ、嘉手納基地から国内に輸入したものの、8月に税関検査場で職員に発見されたということです。

 


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