那覇軍港に駐機のオスプレイ３機 船で韓国へ向かった模様

アメリカ軍那覇軍港に飛来し、その後、駐機したままとなっていた普天間基地所属のオスプレイ３機が貨物船に積み込まれ、韓国に向かった模様です。

ＮＨＫによりますと、アメリカ軍普天間基地所属のオスプレイ３機は今月６日に那覇軍港に飛来し、その後、駐機したままとなっていました。

この３機は日本時間の１２日日曜午前９時前から軍港につけられた貨物船に次々と積み込まれました。

同貨物船は12日午前１１時半ごろ、那覇軍港を出港しており、船舶の位置情報などを公開する民間のホームページ「マリン・トラフィック」によりますと、オスプレイを積んだ貨物船は韓国のプサン（釜山）に向かったものとみられます。

なお、アメリカ海兵隊は今回の運用について「軍港の主な使用目的に沿っている」としていますが、機体を運ぶ理由については明らかにしていません。

オスプレイが軍港に着陸したことについて、那覇市の城間市長は那覇軍港の主な使用目的に反しているとしてアメリカ軍などに抗議するとしているほか、玉城知事も「本土復帰後５０年間なかった運用だ」として容認できないとしています。

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