Pars Today

イラク軍が、同国西部ファルージャ各地に対する進攻を発表し、この作戦の中で数十人のテロリストが死亡したとしました。

イラクの戦争関連の情報機関は、１１日土曜、声明を発表し、すくなくともテロ組織ISISのテロリスト５０人が、イラク軍のファルージャ進攻で死亡したと伝えました。

レバノンのアルマヤーディンテレビによりますと、イラク軍は地域の部族勢力とともに、ファルージャ南部と南西部の一部地域を解放しました。

イラク軍は１０日金曜夜、２年半ぶりに、ファルージャの市街地の中心からわずか数百メートルの地点まで進攻しました。

報告によりますと、ファルージャ各地でイラク軍とISISによる激しい戦闘が発生しているということです。

イラクのアバディ首相は、５月２３日、ファルージャ解放作戦の開始の指示を出しました。

この解放作戦の中で、戦略的な場所であるファルージャ近郊のカラマとサクラビア、そしてこの地域の村などがイラク軍や義勇軍により解放されました。

バグダッドから西５５キロにあるファルージャは、イラク北部モスルの次に重要なISISの拠点とされています。