12月 28, 2022 15:51 Asia/Tokyo
  • 米占領軍
    米占領軍

シリア外務省が、「わが国の市民による抵抗は、占領軍に一連の打撃を与えており、彼らはこれらの軍の自国領内駐留に恒常的に反対している」としました。

ファールス通信によりますと、シリア外務省は27日火曜夜、声明を発表し、「わが国の領内からの外国占領軍の追放は不可能ではない」としました。

シリア国営サナ通信は、上記の声明内容として、「シリア国民の抵抗は占領軍に打撃を与えており、彼らは自国内でのこれらの軍の存在に絶えず反対している」と報じています。

シリア政府はまた、「2022年も大詰めを迎える中、わが国の北東部に住む市民らは、アメリカの侵略者およびその傭兵、追従者との戦いで輝かしい1ページを記した」としました。

さらに、「占領軍に対する民衆の抵抗攻撃は、シリア領土の解放とこの国の権利回復を保証するものであり、自由の夜明けは近い」と強調しています。

これに関連して、イラク・アンバール州の治安情報筋は27日、米軍の軍事装備がイラク・エルビル県のハリル基地からシリアとの国境にあるアル・ワリード基地に届けられたことを明らかにしました。

同筋は、「大量の軍備が、イラク・エルビル州にあるハリル基地から、アンバール州西部にあるシリア国境検問所近くのアル・ワリード基地に移された。これは、予想される米軍への攻撃への事前対策として行われている」としています。

この情報筋はさらに、「アメリカ軍は、戦闘機で護衛しながら軍事装備と軍車両を運ぶ部隊を移動させ、アンバール西部アル・ルトバ地域のアル・ワリード港付近での駐留を強化させた。だが、その理由は不明である」としました。

この情報筋によりますと、アメリカ軍の航空機はイラク・シリア国境地帯での飛行を増やしており、アサド基地は予防的な理由で保安警備対策を強化しているということです。

シリアは、自国内での米軍駐留を違法占領だとしており、この問題の終結を繰り返し強調してきました。このような中で駐留するアメリカ軍は、連日大量のシリア産石油を略奪しています。

 


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