2月 28, 2023 20:25 Asia/Tokyo

EUが、パレスチナ・ヨルダン川西岸北部で起きたシオニスト政権イスラエルの入植者らによるパレスチナ人への暴力行為を非難しました。

パレスチナ・ヨルダン川西岸での緊張激化

 

ヨルダン川西岸ナブルス近郊の街・フワラでは26日日曜夜、周辺の村ともどもイスラエル人入植者ら数十人の攻撃を受け、パレスチナ人の住民が所有する車や建物が複数台放火されるなどしました。

イルナー通信によりますと、EUは28日火曜、フワラやヨルダン川西岸東部イェリコ(アラビア語名;アリーハー)で最近起きた出来事について、シオニスト政権が占領するパレスチナ領土での暴力の増加を「非常に懸念している」と表明しました。

続けて、「EUは、シオニスト入植者の暴力を非難する。この暴力の結果、1人のパレスチナ人が死亡したほか、数百人ものパレスチナ人が負傷し、また、彼ら所有する住居や商店が燃やされ、その資産が看過できないほどに破壊された」と説明しました。

さらに、EUのボレル外務・安全保障政策上級代表が26日夜、ヨルダン川西岸の緊張を緩和するための緊急措置として、パレスチナ人に対するシオニスト政権の暴力を止めるよう強調しました。

一方、パレスチナイスラム抵抗運動ハマスのハジム・カシム報道官は演説で、「シオニスト政権の入植者および軍兵士がパレスチナ人の住む街・フワラに対して行ったテロ行為は、彼らがパレスチナ人の抵抗を恐れている表れだ」と指摘しました。

シオニスト政権の占領するパレスチナ領土、中でもヨルダン川西岸における最近の状況は、普段とは異なっています。パレスチナの戦士たちは、あらゆる手段を用いてシオニストらが行う無数の犯罪に対し報復しており、このことは強奪者シオニストらにとって特殊な状況を生み出しています。

 


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