ヒズボッラー事務局長、「地域問題の主要因は米の介入」
8月 05, 2023 18:42 Asia/Tokyo
レバノンのシーア派組織・ヒズボッラーのナスロッラー事務局長は、西アジアでアメリカが行う破壊的役割について言及し、「米は地域諸国の内政干渉をやめるべきだ」としました。
レバノンのアルマナール・テレビによりますと、ナスロッラー氏は3日木曜に行った演説で、「ヨルダンからレバノンへの電力供給が阻まれている原因はアメリカだ。アメリカは独善的に、レバノン国民への電力供給すら禁じた」と語りました。
ナスロッラー氏はまた、アメリカがイラクに対し、イランから受けた電力供給の代金を支払わないよう圧力をかけていることにも触れ、さらに「イエメンで人々が抱えている問題や、同国で停戦が阻まれる主要因となっているのは、アメリカだ。パレスチナ問題についても、同様だと言える」としました。
そして、「もし我々がレバノンの問題解決を望むのなら、アメリカおよびその大使館への服従を拒否しなければならない」と述べました。