2月 29, 2016 22:25 Asia/Tokyo
  • 国連がシリアの民間人の死亡を懸念

国連が、シリアで数千人が死亡する可能性に懸念を表しました。                       

ベルギーの新聞のインターネットサイトによりますと、国連のザイド人権高等弁務官は、29日月曜、「シリアの封鎖下にある地域での食料不足や飢饉により、数千人が死亡する可能性がある」と語りました。

ザイド人権高等弁務官は、スイス・ジュネーブでの人権理事会の総会の開幕式で、「現在、45万人以上が都市や農村で問題を抱えており、食料、医薬品、その他の人道的な救急支援を受けることができていない」と述べました。

シリアの停戦は、アメリカとロシアの合意により、シリア現地時間の27日土曜から開始されました。シリアの政府軍、反体制派は、停戦を遵守しています。

およそ5年前から、シリアでは内戦が始まり、今回がはじめての大規模な停戦となります。

一部の報道では、数日以内にシリアに国連の人道支援が移送されると伝えられています。

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