4月 10, 2024 18:49 Asia/Tokyo
  • イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師
    イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師

イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師は10日、ラマダーン月明けの祝祭イード・フェトルの礼拝で、イスラエル軍が在シリア・イラン大使館を空爆したことについて触れ、「外交公館への攻撃は、その国の領土への攻撃だとみなされるのが世界の一般的な認識だ。シオニスト政権はこの犯罪について罰せられる必要があり、実際に罰せられるだろう」と述べました。

イランでは10日朝、各地でラマダーン月明けの祝祭イード・フェトルの礼拝が行われました。そのうち首都テヘランの礼拝導師を務めたハーメネイー師はその後の演説で、ラマダーン月の間もイスラエルによるガザ攻撃が続いたことについて

イスラエルは抵抗勢力の力に及ばず、ガザの子供や病人を殺し、世界の目の前で3万人以上を虐殺した

と述べました。

また、米英を筆頭とする西側諸国によるイスラエルへの軍事・政治・経済的支援を非難し、

これらの政府は西側文明の凶悪な本質を露わにした。我々は以前から、西側文明が精神的・人間的価値に敵対するものだと指摘してきた。そしてイスラエルのこの半年の行動をみれば、そのことは明白だ

としました。

テヘランの大規模礼拝施設・モサッラーで行われたイード・フェトルの礼拝

ハーメネイー師はその上で、西側諸国が日頃人権を主張していることを引き合いに、

ガザで殺された3万人以上の無実の人々は人間ではないのだろうか? なぜ西側諸国から何の声も聞こえてこないのか?

と批判しました。

 


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