1月 25, 2016 21:19 Asia/Tokyo
  • サウジアラビアが再度、イエメンを攻撃

サウジアラビアが主導するアラブ連合によるイエメン・サヌアへの最新の攻撃で、同国のハーディー前大統領問題を審理する裁判官の家族が死亡しました。

レバノンのアルメナール・テレビが25日月曜、報じたところによりますと、サウジアラビアの戦闘機は、イエメンの首都サヌアにある裁判官の自宅を爆撃し、これにより、この裁判官とその家族6人が死亡しました。

この裁判官は、ハーディー前大統領と一部の前副大統領の問題の審理を担当していました。

サウジの戦闘機はまた、イエメン南西部のタイズ州も爆撃しました。さらに、2回に渡り北西部のハッジャ州を、4回に渡り中部マーリブ州を攻撃しました。

こうした中、赤十字国際委員会のイエメン事務所のリマ・カマール報道官は、「サウジ主導の連合の攻撃により、タイズ州の住民の医療や生活状況は懸念すべきものとなっている」としました。

2015年3月末から始まったアラブ連合のイエメン攻撃により、現在まで、イエメン人8000人以上が命を落としています。

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