4月 21, 2020 20:36 Asia/Tokyo
  • カショギ氏
    カショギ氏

トルコが、政府に批判的であったサウジ人ジャーナリスト・カショギ氏の暗殺事件に関して新しい詳細情報を公表しました。

イスナー通信によりますと、この情報はカショギ氏の暗殺事件において計画立案や実行に関わった容疑者20人が起訴された中で公表されました。

トルコ検察の起訴状では、この容疑者20人のうち2人が計画立案、18人が暗殺実行に携わったとされました。

検察は、元サウジ情報局次長と元サウジ王室事務局顧問を、この暗殺の計画を立て実行命令を出したとして、「意図的殺害の教唆」の罪で起訴したことを発表しました。

起訴状には、在トルコ・イスタンブールのサウジアラビア総領事館職員2名および領事公邸の職員と料理人に関する有線ビデオの映像や写真、その他24点の証拠や調書が含まれています。

検察はまた、「カショギ氏のパソコンの解析で、彼がツイッターページを通じ何度も脅迫されていたことが判明した」と明らかにしています。


公表された起訴状には、捜査を受けたサウジ領事館職員の証言を伴ったカショギ氏の新しい映像も存在してます。

サウジ政権をイエメンでの戦争犯罪及び人権侵害で何度も批判していたカショギ氏は、2018年10月2日、イスタンブールにあるサウジ総領事館で残酷な方法で殺害されました。

各情報機関は、この暗殺がサウジアラビアのムハンマド皇太子の勢力の命令により行われたとしています。

 

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