3月 14, 2024 16:17 Asia/Tokyo
  • 反イラン組織に勧誘されるクルド人女性
    反イラン組織に勧誘されるクルド人女性

PKKクルド労働者党、PJAKクルド自由生活党などといった反イラン分離主義勢力の指導者らは何故、女性をメンバー勧誘の手段や商品として見ているのでしょうか?

女性はPKKメンバーの勧誘手段

 

言葉巧みに反イラン分離独立勢力に騙された女性たちの困難な生活状況は、これらの集団の指導者と西側の支持勢力が女性を道具としか考えていないことを物語っています。

PKK及びその各傘下組織における女性や少女たちの様子を概観すると、彼女たちが非常に不当な扱いを受けていることが分かります。耐え難い労働、女性の能力を超えた訓練、女性の精神状況や気質の無視、感情や気持ちの抑圧、情愛や感情の弾圧、母性の感覚の無視などは、この集団組織における不適切な行動の一部であり、女性の権利侵害の一例だと言えます。

PKKの指導者らは女性とその崇高な価値を支持すると主張する一方で、なぜ過酷な任務をメンバーの女性に課しているのでしょうか?

さらに、その他の疑問も生じてきます。その1つは、PKKの指導者らがなぜ、同組織のメンバーの男性と女性の間における人間的な感情や情愛の芽生えを妨げ、結婚が自らの組織的活動や運動に適さないと考える一方で、女性たちを自分たちにとって都合のいい存在として扱うのかということです。

 

PJAKとPKKでは、メンバーの結婚願望を削ぐ工作がなされている

 

なぜPKKやPJAKの指導者らは、女性をメンバー勧誘のための宣伝手段と見なしているのでしょうか? これらの組織の指導者らの目には、女性はただの商品として映っているのでしょうか?

なぜこれらの組織は、諸国民の未来を創造する少女や女性たちに武器を持たせ、女性の心身の特徴にふさわしい活動ではなく、軍事力として利用するのでしょうか?

PJAKの元女性メンバーの一人にサルヤー・シャフィーイー氏がいます。現在は組織から離脱した彼女はインタビューの中でメンバーだった頃を振り返り、自分の2人の子供のことを常に考えていたにもかかわらず、PKKはこの女とての情愛や母性的な感情を抑圧してきたと供述しています。

 

クルド人居住区での騒乱扇動で西側の支援を受けた組織の指導者の一部は、女性を道具と見なしている

 

このことは、組織に騙されて誘拐され、劣悪で悲惨な環境で人生を過ごし続けなければならない多くの母親や女性の一例にすぎません。

もう1つ重要な疑問が存在します。それは、「女性、命、自由」という一見美しいスローガンを悪用しイラン国内で騒乱を引き起こした西側人権機関は、PKKとPJAKにおけるクルド人女性の大規模な権利侵害を目の当たりにしながら、なぜ何も言わないのかということです。 

 

これらの組織は、女性が持つ情愛を弱める工作に手を染めている

 


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