Pars Today

シリアの治安筋が、同国北西部フムラで爆破テロにより数十名が死亡したことを明らかにしました。

レバノンのアルメナール･チャンネルによりますと、シリアの治安筋は、「フムラにある学校の近辺で２７日水曜、爆破テロ事件が発生し、これにより２５名が死亡した」と表明しています。

また、２６日火曜にはシリア中部ホムスのシーア派教徒居住区でも、爆弾が仕掛けられた車が爆発し、少なくとも２２名が死亡、ほか１００名以上が負傷しました。

シリア軍がテロリストに対する勝利を収め、またロシア軍の戦闘機がシリア各地にあるテロ組織の拠点を爆撃して以来、テロ組織は敗北を隠蔽するためにシリア市民に対するテロ攻撃に出ています。

シリアの政府と国民は、およそ５年前から西側諸国や地域におけるアメリカの同盟国の支援を受けているＩＳＩＳといったテロ組織の存在により、危機に瀕しており、これまでに多数のシリア市民が死亡したほか、数百万人が住む家を失っています。