Pars Today

イエメンの情勢が悪化したことを受け、スイス政府がサウジアラビア、バーレーン、アラブ首長国連邦に対するスイス製の武器の輸出を停止しました。

ロイター通信によりますと、スイス政府は２０日水曜、声明の中で、小型兵器、軍需品、部品、２万５０００個の手りゅう弾、８０００発以上の砲弾の中東諸国への輸出というスイスの一部の企業の要請を、こうした兵器がイエメン戦争に使用される可能性への恐れから却下しました。

この報道によりますと、スイス政府はさらに実験を目的としたカタールへの装甲車の移送や、アラブ首長国連邦への多くの小型兵器やある種の燃料の輸出も停止しています。

これ以前に、スイス政府は、エジプト、バーレーン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦に対する１億８５００万フラン相当の対空防衛システムに必要な部品や兵器、軍需品の輸出案を可決していました。