12月 26, 2021 15:46 Asia/Tokyo
  • イスラエルによる入植地増設
    イスラエルによる入植地増設

PLOパレスチナ解放機構が、「シオニスト政権イスラエルは、国連安保理の入植地建設地非難決議が採択されて以降、入植地建設計画を倍増させている」と表明しました。

PLOは「イスラエル政府は、2017年から2020年までの期間に、2万6331戸のシオニスト入植者用住宅の建設に同意している」としています。

この報告によりますと、イスラエル政府はこれらの入植地建設に同意した一方で、2013年から2016年の入植者用住宅新設同意戸数は1万331戸だったとされています。

この報告ではさらに、「入植地建設のプロセスが加速したのは、2016年12月23日に、パレスチナ領内でのイスラエルの入植地建設の停止を強調する安保理決議2334が出された後のことである」となっています。

この安保理決議が出された後、イスラエルは入植地建設のプロセスを緩めなかったばかりか、パレスチナ領内での入植地建設計画を増やしており、近年では聖地ベイトルモガッダス・エルサレムをはじめとするヨルダン川西岸地域での数十の入植地建設計画が新たに立案されています。

入植地建設計画が増やされる中、パレスチナ人に対する入植者の暴力も、異例の激化を示しています。

 

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