イラク人司令官、「アメリカはＩＳＩＳ対策で支援せず」

May 30, 2016 19:52 Asia/Tokyo

イラク義勇軍の司令官が、「アメリカはイランと異なり、ＩＳＩＳ対策においてイラクに何の支援もしなかった」と語りました。

同司令官はルモンドとリヨンの二つのフランスの新聞のインタビューで、イラクのＩＳＩＳ対策におけるアメリカの行動を非難し、「アメリカはイラクのヤジディ教徒に対するＩＳＩＳの犯罪や殺害の問題において何の反応も示さず、措置も講じなかった。こうした中イランは必要なすべての協力をイラクに行った」と語りました。

また、「ＩＳＩＳの攻撃でイラクの複数の部隊が消滅した後、イランは、多くの支援をイラクに提示した」とし、「これらの支援の一方で、アメリカはテロ対策でイラクに協力しなかった」としました。

さらに、ファルージャ解放作戦について触れ、「義勇軍はファルージャで自らの最も厳しい任務を遂行している」と述べました。