Pars Today
イラン情報省が公示を発表し、スウェーデンでイスラムの聖典コーランを冒涜した人物とシオニスト政権イスラエルの情報機関の関係を示す新たな証拠を公開しました。
デンマークで、イスラム教の聖典コーランを冒涜する事件が再び起こりました。
国連総会は25日火曜、各宗教の聖典への暴力や冒涜行為を国際法違反として非難する決議を採択しました。
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、「言論の自由を口実に、イスラム教徒を初めとする啓示宗教の信者らの神聖さへの侮辱行為を許すべきではない」としました。
デンマークの首都コペンハーゲンでイスラム教の聖典・コーランが冒涜されたことを受け、イラン外務省が同国駐在のデンマーク大使を呼び出しました。
イラン・イスラム革命防衛隊のサラーミー総司令官は、イスラムの聖典コーランへの侮辱行為に反応し、「この犯罪の実行犯は厳しい処罰を受けるだろう」としました。
イラン外務省のキャンアーニー報道官が、スウェーデン及びデンマークでのコーラン冒涜事件に触れ、「焚書が言論の自由だというなら、中世という暗黒の時代は欧州における自由の黄金時代だったことになる」と語りました。
イラン、イラク、レバノン、ナイジェリアなど各国のイスラム教徒らがデモを行い、スウェーデンにおけるイスラムの聖典コーランへの侮辱行為を非難しました。
イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、スウェーデンで発生したイスラム教の聖典・コーランの焼却および侮辱について談話を発表し、「苦々しく、陰謀めいた危険極まりない行為」とし、「事件の実行犯に最大級の刑罰を与えることが、イスラム学者たちの要請だ」と強調しました。
スウェーデンの首都ストックホルムで先月28日にイスラム教の聖典・コーランを燃やし冒涜した過激派セルバン・モミカ氏は、20日木曜にも同国警察の許可を得た上で再びコーランを冒涜しました。この行為をめぐりイスラム諸国からは、怒りや憤り、さらにスウェーデン政府への反発が巻き起こっています。