北朝鮮が、ウクライナにクラスター爆弾を供与するというアメリカの決定を非難しながら、「米国は最大の戦争犯罪者であり、戦争を長引かせている元凶だ」としました。
イラン外務省のキャンアーニー報道官は、ウクライナにクラスター爆弾を提供するというアメリカの決定は、同国政府がウクライナ戦争の継続と複雑化を意図していることを物語っていると述べました。
アメリカのバイデン大統領は2023年7月、ロシア軍に対し使用する目的でウクライナへのクラスター爆弾供与を決定しました。
アメリカがクラスター爆弾をウクライナへ供与すると発表したことに対し、国際的な反発が相次いで示されています。
ロシア軍が、同国との戦争で禁止兵器である地雷を使用している、として、ウクライナを非難しました。
米紙ニューヨークタイムズが、「ウクライナ軍はロシア軍を後退させるために、ある村をクラスター爆弾で集中砲火した」と報じました。
イエメンの軍事当局が、サウジアラビア主導アラブ連合軍は過去7年間、イエメン国民に対して、300万個に及ぶクラスター爆弾を使用してきた、としました。
ロシア・チェチェン共和国の大統領は、ウクライナ軍が白リン弾を使用したとする証拠画像を公表しました。
日本時間12日未明に開かれた国連安保理会合では、ロシアが提示したウクライナでの生物開発疑惑が取り上げられ、国連の中満泉事務次長が生物兵器禁止条約にもとづく対応を各国に提案しました。
サウジアラビア主導アラブ連合軍が禁止兵器を使用した影響で、イエメンの子どもたちの間で癌罹患率が増加しています。