ロシア「ウクライナが禁止兵器の地雷を使用」

ロシア軍が、同国との戦争で禁止兵器である地雷を使用している、として、ウクライナを非難しました。

ロシアのニュース局・ロシアトゥデイによりますと、ロシア軍はウクライナ東部ドネツク地域の解放された一つの村で、使用が禁止されている地雷を含む、ウクライナ軍が残した多量の兵器を発見しました。

この種の地雷の使用は、国際法により禁止されており、数年前に破棄されるはずでしたが、ウクライナはまだこの兵器を保有しています。

ロシアによる対ウクライナ軍事攻撃の開始以来、ＮＡＴＯ北大西洋条約機構とその同盟国は、この軍事衝突に直接は介入していませんが、ウクライナに武器や燃料を供給しています。

ロシア軍は、これまでに、ウクライナ軍から数億ドルに及ぶ兵器を戦利品として獲得しています。この戦利品の中には、ウクライナ政府当局が数年前に、廃棄処理したことを国際社会に通知した地雷などの兵器も含まれています。

この地雷は、はね上げ型対人地雷で、人に踏まれると、はね上がり地表から1mの空中で爆発し、その破片により多くの人が殺される可能性があります。

1997年に調印された条約により、各国はこうした兵器を廃棄することが義務付けられています。ウクライナもこの条約に調印していますが、ロシアの主張によれば、ウクライナはまだ50万個の使用禁止地雷を保有しています。

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