イラン最高指導者:「我が国は敵が夢見る時代には戻らない」
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イランイスラム革命最高指導者のモジュタバー・ハーメネイー師が、現代イランにとっての第1次戦争の開戦当初の日々、すなわち8年間にわたるイラン国民の聖なる防衛(1980年代の対イラク戦争)の神聖な日々という、恒久的な防衛記念日に際してのメッセージで、「愛しきイラン国民の僕として、敵が戻りたいと望むあのかつての日々は過ぎ去り、二度と繰り返されることはないと宣言する」と強調しました。
(last modified 2026-09-28T23:05:53+00:00 )
9月 29, 2026 08:02 Asia/Tokyo
  • イランイスラム革命最高指導者のセイイェド・モジュタバー・ホセイニ―・ハーメネイー師
    イランイスラム革命最高指導者のセイイェド・モジュタバー・ホセイニ―・ハーメネイー師

イランイスラム革命最高指導者のモジュタバー・ハーメネイー師が、現代イランにとっての第1次戦争の開戦当初の日々、すなわち8年間にわたるイラン国民の聖なる防衛(1980年代の対イラク戦争)の神聖な日々という、恒久的な防衛記念日に際してのメッセージで、「愛しきイラン国民の僕として、敵が戻りたいと望むあのかつての日々は過ぎ去り、二度と繰り返されることはないと宣言する」と強調しました。

【ParsTodayイラン】イラン最高指導者事務所の情報サイトによりますと、イラン全軍最高司令官でもあるモジュタバー師は、1980年代に押し付けられた第1次強制戦争の開戦当初の日々、すなわち8年間にわたる対イラク戦争でイラン国民が見せた、後世にまで残る「聖なる防衛」記念日のメッセージで、イスラム革命後最初の10年間にもあたる時期に覇権主義者らがイランに戦争を仕掛け同国を後進的で「屈辱塗れ」、従属、悪名の時代に逆戻りさせようとした工作に言及し、「我が国のイスラム体制は敵の広範な工作にもかかわらず、より表現力豊かで高らかな声を伴い、不死鳥のように立ち上がった。この体制のこうした一貫した特徴は、その後の敵による一連の事件で明らかになり、今や敵の圧力、特に最近行われた2つの戦争の結果、その不死鳥は巨大化し、その影は敵の領土にまで及んでいる」と強調しています。

また、英雄的なアラブ人指導者かつ抵抗戦線の偉大な象徴でもある、レバノンのイスラム抵抗組織ヒズボッラーの故セイイェド・ハサン・ナスロッラー事務局長の殉教2周年を記念し、ヒズボッラーのカセム現事務局長とその戦闘員の抵抗および、シーア派3代目イマームホサインの成し遂げた闘争を称え、「レバノンにおける最近の日々は抵抗運動の聖なる戦士全員にとって誇り高い日々である一方、敵たるシオニストに直面して圧制者や悪意ある者の偽りの約束を期待する輩にとっては卑しめられた、そして最終的に屈辱に貶められる日々でもある」と述べました。

イスラム革命指導者のメッセージの本文は以下の通りです。

「慈悲深く慈愛あまねき神の御名において。我々は預言者モーセを遣わし、我々のしるしを与えて、汝らの民を闇から光へと導き、神の時代を想起させた。

イラン暦第7月にあたる9月後半の日々。これは輝ける聖なる日々、そしてイラン国民が強制された第1次戦争(1980年代の対イラク戦争)で8年間にわたり無私の防衛を続けたという、偉大で恒久的に残る現象を想起させるものである。当時、イスラム革命の暖かな陽光がイランの地に広がり、革命的イスラムの潮流と教義への国民的連帯や忠誠心が心地よきものとなり、その影響により、新旧の覇権主義と植民地主義という氷が溶けつつあった。当時、一部のイラン国民は過去20年数間にわたる植民者の悪意や石油産業の国有化、アメリカのクーデターに関わる出来事の追憶に耽っていた。他の人々もそのニュースを耳にしており、その多くは外国による我が国の支配がもたらした現実をはっきりと理解していた。しかし、それ以前の日々は暗澹たる陰鬱なもので、覇権主義的な政府の使節が我が国の旧国王に逐一指示命令を伝え、また国王もそれを喜んで、あるいは不本意ながらも実行していた。もっとも、それは現在のイランイスラム共和国の建国者ホメイニー師が率いた1979年のイラン国民による大革命が、その状況を一変させるまでのことだった。

イスラム革命は覇権主義者の支配による暗黒の時代を、イスラム共和制という光明の時代へと変貌させた。この革命の結果、暗黒時代はイラン・イスラム共和国の樹立という輝かしい時代へと繋がった。これは、この地の富を狙い、長年にわたりあらゆる悪事を働いて我が国を支配しようとしてきた圧制者らにとって、非常に大きな代償となった。これ故にそれ以降、誰もがこの革命的な国家の激流をかつての状態に戻そうとあの手この手を尽くした。現在のイスラム体制成立後の10年間で最も重要なものが、第1次強制戦争たる対イラク戦争であった。この戦争は反民衆的なイラクの旧バアス党政権によってその口火が切られ、数日間の戦争と省エネでの勝利という幻想からイスラム体制は不死鳥のごとく、以前より大きく高らかな名声をもって立ち上がった。そして、現体質のこうした特性は敵が仕出かした次の出来事において明らかになった。

革命の祝福と強制された戦争の中でイスラム、そして神の道における聖なる戦いの旗が掲げられたことで、それは栄光ある日々に転じた。その結末から38年経った今も、かの出来事とその生存者らの誠実な言い伝えの視点から見ると、彼ら一人ひとりが教えてくれる礼拝、勇気、抵抗、倫理、人間性という教訓は、我が国の歴史の頂点に煌めく星のごとく輝いている。覇権主義体制の追随者らによる侵略が始まった当初、我が国が偶像的な政権から手ぶらで受け継ぎ、武器なしで多くの脅威から身を守らなければならなかった時代は、正義の確立と神の加護によって今や覇権主義者、それも彼らの追随者ではなく侵略者自身が、イスラムの戦士たちの攻撃を目の前に避難を求め、戦争放棄を懇願する時代へと変わったのである。

神的な計算・摂理によれば、イランは世界をリードする強国である。敵が我が国を過去に戻そうと望んでいる時代は、イスラム世界におけるイランが後進性、屈辱、従属、そして悪名高さにまみれた時代であった。しかし、現在のイランは、イスラム世界、ひいては全世界において、進歩、尊厳、独立、そして高潔なる威信に満ちている。今日、イランを世界第4位の超大国とみなす者もいる。もっとも、これはあくまで世俗的な計算に基づくものではあるが、神的な計算によれば、自らをイスラムの預言者ムハンマドの純粋な子孫とみなし、その国民の大多数がこの偉人を敬愛し、真理の確立を恐れない国こそが、世界第1位の超大国とされる。かつて、イラン南部の2つの海は敵軍の憩いの場と化していたが、今日では、勇敢な戦士らとホルモズ海峡の守護者らから受けた痛烈な打撃により、彼らはアラビア海を越えて進軍することはなく、命と引き換えに危険を冒してきた。そして近いうちに、そのアラビア海自体からも彼らは一掃されることになろう。

かつては、覇権主義者らが心理作戦と威圧感の創出により、首都の街を空洞にし、この国の独立に対してクーデターを起こし、25年間にわたり国の富を略奪した日々もあった。しかし今日では、これまで実に7か月間にわたり、我々の同胞諸氏は責任感と熱意を持って全国の広場や街路を装飾し、イスラム戦士を元気づけ、敵はパニック・恐怖感に沈んだ。3000万人以上のイラン国民が自己献身の意思を表明し、その再度の参集表明に基づきある種の組織化再編成が必要となった際には、わずか100分で50万人以上が必要定員を満たした。現在、様々な民族集団に属する国民が暮らすイスラム教国イランの全土で、彼ら自身には名声を、そして敵には恥辱を与えるための拠点の構築に向け、様々な準備、特に武装準備の用意ありとの発表がなされている。かつては我が国の国民の勇敢さは男性のものと認識されていた時代もあったが、今では女性が勇敢な存在感を持つ分野で男性を凌駕する時代となっている。敵は絶えず、我が国の体制の社会的障壁の脆弱化を試みていたが、現在では社会のあらゆる階層が明らかな相互間の相違を抱えつつも、ホルモズ海峡の保護を含む正当な地位の維持に努めている。過去と現在との比較については、さらに詳しい説明も可能だが、一言で言えば、イラン国民のしもべとして、敵が切望するあの時代は既に過ぎ去り、二度と繰り返されることはない、と断言する次第である。そしてもちろん、今日、我が国が栄光を享受するに至った源泉たる故ホメイニー師および、最高位殉教者たる故アリー・ハーメネイ師の存在が今や既に亡いことを、我々は痛みと悲嘆とともに想起せねばならない。しかし、彼らの輝かしい指導的な言動が信奉者らに残した貴重な至宝のおかげで、来るべき日々は今日よりもはるかに輝かしいものとなるだろう。なぜなら、第1次強制戦争という戦火の堆積物から現れた孔雀は、敵の圧力、特に2回にわたる最近の強制戦争によって、今や非常に大きく成長し、その飛翔の影は敵の領地にまで及んでいるからである。

レバノンの歴史において、預言者一門やその守護者の後に故セイイェド・ハサン・ナスロッラー師ほど偉大な人物は現れていない。この英雄的なアラブ人指導者、かつ抵抗戦線の偉大な象徴である偉大な殉教者ナスロッラー師の殉教2周年を記念することは、まさにこの時期に相応しいものである。彼は、自らの民族と学校に心からの善意を抱き、その誠実で心温まる説教と勇敢な行動は自国民はもとより、何物にモ隷属しない世界の自由民に強い精神を与えた。また彼は、長年にわたりいくつかの大国の裏庭に甘んじていたレバノンという小国を偉大な存在に押し上げた人物である。彼の傍らには常に勝利と征服が存在し、預言者とその後継者らの出現以降、レバノンの歴史全体を通して、疑いなく、彼ほどの偉大さを持つ人物は、あの古の地には現れていないのである。そしてもちろん、今や彼の輝かしい旗は、イスラム抵抗組織ヒズボッラーという強固な現代版イマーム・ホサイン陣営の最前線において、勇敢にその道を歩み続けるナイム・カセム師の手に委ねられている。歴史を鑑みても、そしてまさに現在においても、レバノンにおける昨今の日々は、彼とすべての抵抗戦士にとって傑出した輝かしい日々であり、一方で敵たるシオニストを前にして、圧制者や悪意ある輩の偽りの約束に希望を託した者にとっては卑しめられ、究極的には屈辱まみれの日々と化している。

殉教した抵抗運動の指導者セイイェド・ハシェム・サフィオッディン師(ヒズボッラーの元執行部会議長)や、時の流れの中で輝く星のように光り輝き、迷える旅人の道しるべとなるであろう現在の抵抗運動の戦士らとは裏腹に、歴史の最初のページに埋もれて忘れ去られてしまう輩は、仮に将来において人々に想起される時でも、彼らは悪、無策、そしておそらくは裏切りの象徴となるだろう。最後に、神の絶え間ない恩寵と主の特別な祈りによって、神が我々の高貴な魂に平和と慰めを与え、イラン国民及びすべての抵抗運動支持者が勝利、征服、そして栄光のみを手にし、神の恩恵と寛大さによって彼らの敵が敗北と屈辱のみを嘗めさせられるよう願う次第である。

セイエド・モジュタバー・ホセイニー・ハーメネイー

2026年9月28日 

 


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