米マスク氏、「ウクライナへのクラスター爆弾供与は国を貶める」
7月 17, 2023 16:53 Asia/Tokyo
ツイッターのオーナーである米起業家のイーロン・マスク氏が、ウクライナでの戦争を口実としたクラスター爆弾の同国への供与という最近のアメリカ政府の決定を批判しました。
マスク氏は、クラスター爆弾をめぐりアメリカ政府が行った決定を批判しながら、「この決定は、米国を貶めるものだ」と述べました。
一方、ロシア当局者らもこれ以前に、戦争を口実としたウクライナへのクラスター爆弾の供与というアメリカの決定を非難しています。
ロシアのプーチン大統領は16日日曜、アメリカのクラスター爆弾供与に反応して、戦争を口実としたウクライナへのこの種の爆弾の供与について、西側諸国に警告していました。
また、同国のショイグ国防相は、アメリカがクラスター爆弾をウクライナへ供与することはこの戦争を長引かせることになると述べました。
アメリカのバイデン大統領は今月7日、同国のウクライナ戦争への介入主義的姿勢および戦争を口実としたウクライナへの武器供与の続きとして、ウクライナ軍へのクラスター爆弾供与を承認したことを、米CNNとのインタビューで正式に認めました。
アメリカによるウクライナへのクラスター爆弾供与の発表は、国際的な反発を巻き起こし、ドイツ、イギリス、カナダ、スペインをはじめとした米同盟諸国さえも、相次いで公然と反対を表明しました。
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