Pars Today
米ニューヨーク・ポスト紙が、BRICSの枠組みが拡大し、世界経済が米ドルから脱却した場合、米国が深刻な影響を蒙る恐れがあるとの見方を示しました。
ロシア政府が、自国の金融市場へ参入し通商を行うことのできるイラン、ブラジル、ベネズエラ、キューバなど31カ国の銀行や金融業者を承認し、これらの銀行・業者がミシュスティン露首相の署名した同文書に基づき、金融派生商品の市場にも参入できるとしました。
ライースィー・イラン大統領が、「新たな国際体制は米国などの覇権国の衰退によって確立される」とし、「BRICS新興経済国グループやSCO上海などの新興大国の地域的・地域外同盟や機関は、覇権主義体制の一極主義に対抗する」と語りました。
ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの5か国で結成された新興経済国グループ・BRICSが先日、イランを含む6か国の新規加入を承認したことで、同グループは世界に新たな中心を作り出すと見られています。
ロシアのミハイル・ウリヤノフ在ウィーン国際機関常駐代表は、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカで構成されるBRICSと西側の各機関を比較し、「BRICSには、内部や外部の長は存在せず、すべての加盟国は平等である」としました。
ロシアのラブロフ外相が、「BRICS諸国の首脳陣は西側の首脳陣とは違って、現実の問題に対して動いており、口先でごまかす代わりに頭を働かせている」と述べました。
イランがSCO上海協力機構に続いて、BRICSへの正式加盟を果たしました。
米紙ニューヨーク・タイムズが、「イランのBRICS加入は、同国の政治的勝利である」としました。
ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカで構成される新興国グループ・BRICSは24日木曜、イランを含めた6か国の新規加入を承認しました。
ジャムシーディ・イラン大統領府政治担当副長官が、同国のBRICS新興経済国グループへの加盟承認を明らかにしました。