BRICSで統合科学データベース構築を検討
(last modified Sun, 06 Oct 2024 05:15:03 GMT )
10月 06, 2024 14:15 Asia/Tokyo
  • 第12回BRICS科学技術イノベーション閣僚会議の参加者ら
    第12回BRICS科学技術イノベーション閣僚会議の参加者ら

第12回BRICS新興経済国グループ科学技術イノベーション閣僚会議が、中国、ロシア、インド、ブラジル、南アフリカ、イラン、UAEアラブ首長国連邦、エジプト、エチオピアからの参加者を迎え、ロシア・モスクワで開催されました。

開催国ロシアのヴァレリー・ファルコフ科学・高等教育相が議長を務め先週開かれた第12回BRICS科学技術イノベーション閣僚会議では、各国の代表者が、科学技術協力の拡大の一環としてこの分野で優先される事柄について説明を行いました。

ファルコフ氏は、「科学技術は、BRICS内の協力拡大に向け最も動きが活発な分野のひとつである」と強調し、BRICS諸国間での統合科学データベースの構築を検討すべきだとしました。

 

第12回BRICS科学技術イノベーション閣僚会議の様子


一方、BRICSとの技術・イノベーション協力分野におけるイランの代表者として同会議に出席していた同国開発・発展センターのサッジャード・アハドザーデ所長は、自身の説明の中で、ナノテクノロジー、バイオテクノロジー、一般・再生可能エネルギー、水資源、海洋経済、食料安全保障、人工知能、デジタル経済を、イランがBRICS諸国との協力で優先する項目として挙げました。

BRICS TVによりますと、今回の会議で参加者らは、人工知能とデジタルサービスの拡大、サイバーセキュリティーの確保、情報技術へのアクセスの改善に焦点をあてて話し合いました。

 

 


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