Pars Today
新興経済国BRICSの5ヵ国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)が運営するNDB新開発銀行のジルマ・ルセフ総裁が、BRICSとして脱米ドル依存に向けた努力を増やしていることを明らかにしました。
中国の習近平国家主席は、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカで構成される新興5カ国・BRICSについて、「加盟国の協力によって、世界経済成長を促す建設的なパワーとなっている」としました。
南アフリカのラマポーザ大統領は、ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカで構成するBRICS新興5か国について、「世界経済と国際関係において注目に値する変化を起こす力を持っている」と述べました。
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、イラン・BRICS関連会議において、「イランはBRICSの現メンバーにとり、エネルギーおよび恒久的安全保障の面で重要性を持っている」と述べました。
ロシアのリャブコフ外務次官が、対イラン核合意でのアメリカの行動を批判し、同国は信用できないと強調しました。
イラン外務省のキャンアーニー報道官は、アミールアブドッラーヒヤーン外相の今回の日本訪問について、「我々は日本と、課題を共有しているほか多くの分野で協力を行っている。これは、アジア諸国との交流拡大という現政府の政策に沿ったものである」と述べました。
プーチン露大統領は、アメリカはドルを武器として利用していると述べました。
中国の王毅外相は、世界の安全保障上の課題に対処するために各国が共に努力する必要性を強調しました。
イラン国家安全保障最高評議会のアフマディヤーン書記は、「アメリカは一極主義的な政策と制裁行使により、アパルトヘイト体制を未だに維持している」とし、この危険な流れに対抗するため、独立諸国どうしが交流や協力を行うよう呼びかけました。
南アフリカ・ヨハネスブルグで24日月曜から、BRICS・新興経済国の友好国による会合が始まり、すでにBRICS加盟を申請しているイランもこの会合の重要なゲストの一つとされています。