Pars Today
ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカで構成される経済新興5か国・BRICSのグループに、世界から22カ国が正式に加盟申請していることが分かりました。
インド国家安全保障顧問が、「わが国は自らのすべての可能性を活かし、経済新興5ヶ国・BRICSへのイランの加盟を支持していく」としました。
ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカで構成される経済新興5か国・BRICSおよび友好諸国の安全保障担当上級代表による会議が24日月曜、南アフリカの最大都市・ヨハネスブルグで開幕します。
ドイツの新聞が、「BRICS諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの経済新興5か国)は自国通貨での貿易決済を拡大させたことで、すでに世界を脱ドル化に導いている」と報じました。
ブラジルは、脱ドル化プロセスに着手している多くの国と同調する形で、パートナー国との取引での自国通貨の使用を決定しました。
ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカが加盟するBRICSの首脳会議が、今年8月、南アフリカで開催される予定です。
南アフリカのパンドール外相は、イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相との電話会談で、南アのラマポーザ大統領がイランのライースィー大統領に送付した公式招待状に言及し、BRICS・新興経済国首脳会議へのイラン大統領の参加を強調しました。
ジャラーリー駐露イラン大使は、「世界経済の将来は、BRICSのものとなるだろう」とし、「BRICS諸国は将来的に、米ドルから独立した外貨を保有する事になるだろう」と語りました。
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、アメリカおよびその同盟国の一部に向けたかたちで、「我が国を孤立させる政策は失敗した」と述べました。
南アフリカでこのたび開かれたBRICS外相会議では、世界秩序の見直しと西側諸国から距離を置くことが求められました。