Pars Today
9月27日は世界観光のデーです。この日に際し、外国人観光客はイランを訪問しています。
ペルシア語で「カールヴァーン・サラーイ」(キャラバンサライ)と呼ばれるイランの歴史ある隊商宿が、ユネスコ・国連教育科学文化機関の遺産リストに登録されました。
イラン駐在のフェルナンデス・スペイン大使が、同国内の戦略的な城砦の建築は、イラン式隊商宿の建築デザインを手本にしているとしました。
イランの国内各地には、悠久の歴史を誇る隊商宿(キャラバンサライ)が多数存在しており、その1つにテヘラン南方ゴム州にあるデイレギャチーン隊商宿が挙げられます。
イラン中部イスファハーン州にあるマフヤール隊商宿は、同国に約500年前に栄えたサファヴィー朝時代の建築様式による傑出した建造物の例です。
タージアーバード隊商宿は、イラン西部ハメダーン州のタージアーバード村にあります。
イラン中部ヤズド州には、同国で唯一の球形をした隊商宿である、ゼイノッディーンの隊商宿があります。
今回は、テヘラン西方のガズヴィーン市内にあるサアドッサルタネ隊商宿をご紹介してまいりましょう。