イランの隊商宿54カ所がユネスコ文化遺産に登録
9月 18, 2023 20:49 Asia/Tokyo
ペルシア語で「カールヴァーン・サラーイ」(キャラバンサライ)と呼ばれるイランの歴史ある隊商宿が、ユネスコ・国連教育科学文化機関の遺産リストに登録されました。
今回ユネスコの世界遺産リストに登録された54カ所の隊商宿は、イラン全土の24州にまたがるものです。
イルナー通信によりますと、現在開催中の第45回ユネスコ世界遺産委員会で17日日曜、イランの隊商宿の登録について検討が行われ、イラン国内では27番目となる有形文化遺産としてユネスコに登録されることが、委員により承認されました。
隊商宿は、最も重要なイラン建築の1つに数えられているほか、その存在は歴史において、旅行の経路拡大や旅行者のニーズへの対応の進歩につながりました。