インスタグラムが非難の矛先に、殉教した5歳のパレスチナ人少女の画像公開禁止で
インスタグラムが、パレスチナ・ガザ地区住民の殺害というシオニスト政権イスラエルの犯罪を隠蔽するため、同政権と同調する形で、最近イスラエル軍の攻撃で殉教したパレスチナ人少女アーラ・ガッドゥムちゃん(5)の写真の再投稿を禁止しました。
イスラエル軍は、今月5日からガザ地区への砲撃や空爆を開始し、この中で、子供15人、女性2人を含むパレスチナ人46人が殉教し、ほか、子供96人、女性30人、高齢者12人を含む96人が負傷しています。
この攻撃で殉教した子供たちのうち、一人がアーラ・ガッドゥムちゃんで、路地で遊んでいた際にイスラエル軍の攻撃に巻き込まれ、殉教しました。
国際通信イランプレスによりますと、インスタグラムはイスラエルと足並みをそろえ、同政権によるガザ住民の殺害というイスラエルの犯罪を隠蔽するために、アーラ・ガッドゥムちゃんの写真の再投稿を禁止しましたが、この行動は人権活動家の大規模な抗議や批判に直面しています。
これに関して、イギリスの有名な活動家ルー・ケイ氏は、ツイッター上で、「インスタグラムはこのパレスチナ人少女の殉教に関する私の投稿内容を削除し、その内容は、危険で暴力を広める機関への監視関連指示への違反だと主張した」としています。
また、「イスラエルのエイミー・パーモール氏は、インスタグラムやフェイスブックの投稿内容の監視団のメンバーである」と語りました。
昨年にもガザ地区や聖地ベイトルモガッダス・エルサレムでの暴力が拡大し、イスラエル軍が入植地建設のために東ベイトルモガッダスのシェイク・ジャラーハ地区の住民を強制的に自宅から退去させ、聖地内のアクサーモスクを襲撃、ガザ地区やヨルダン川西岸を爆撃した時にも、フェイスブックとインスタグラムは、反ユダヤ感情の拡大阻止を口実に、SNS上に投稿されたこのイスラエルの犯罪に関する写真を削除していました。