トルコ外相、「日本が望むなら無人機提供」
9月 27, 2022 17:44 Asia/Tokyo
故・安倍晋三元首相の国葬に参列するため訪日中のトルコのメブリュット・チャブシオール外相が、「日本が望むなら無人機を提供する」と表明しました。
日経新聞など日本の報道各社によりますと、チャブシオール外相は26日月曜、記者会見で「日本の林芳正外相と会談し、日本が望むならトルコの軍用無人機を供給する考えを示した」と述べています。
そして、「もちろん、我々は日本との防衛協力を強化したい。もし日本側がドローンを含む我々の防衛製品を購入したいとのことであれば、喜んでその需要に応えたい」と語りました。
また、近く日本とトルコの当局間で防衛協力や安全保障でのパートナー協定について議論すると明らかにしています。
日本の外務省によると、26日の外相会談ではウクライナ情勢について話し合われたほか、日・トルコ経済連携協定交渉の早期妥結に向けた協議を加速させることで一致しました。
日本は防衛力の強化を急いでおり、シオニスト政権イスラエル製や米国製の攻撃型無人機を2023年度に自衛隊へ試験導入する方向で調整しています。
また2025年度以降は、海外からの調達と国産を合わせ、数百機規模の攻撃型無人機を配備する見込みです。