9月 28, 2022 15:46 Asia/Tokyo
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    安倍晋三元首相の国葬

安倍晋三元首相の国葬に参列したミハイル・シュヴィトコイ大統領特別代表が、日本の政治指導者としての安倍氏を高く評価しました。

ミハイル・シュヴィトコイ大統領特別代表

 

ロシア・スプーニク通信によりますと、27日火曜に行われた安倍晋三元首相の国葬に参加したシュヴィトコイ大統領特別代表(国際文化協力担当)は、今回の国葬への日本側の招待に深い謝意を示すとともに、日本の政治指導者としての安倍氏を高く評価するとしています。

シュヴィトコイ氏は、「この式典に私を招待することを決めた安倍氏の遺族と人々に心から感謝している。日本が生み出した優れた人物に対して敬意を表すべきだ。私は、安倍氏は戦後日本の総理大臣の中で最も有能な人物の一人ではないかと考えている。それは、最も長い間政権を担ってきたからとか、最年少で首相に就任したからというわけでもない」と語りました。

そして「安倍氏は、日本が昔から米国と根本的に親密な関係でありながらも、独自の道を歩み、自立していかなければならないことを、実によく理解している人物だった。日本の憲法が米国の政権の影響を受けて作成された際に押しつけられた条項を修正するための憲法改正が、安倍氏の首相時代に再び議題となったのは偶然ではないだろう。安倍氏は真の愛国者であり、日本にはマルチベクトルの政策が必要であることを理解している人物だった」と述べています。

安倍晋三元首相の国葬には、217の国・地域・国際機関から34人の国家元首と14人の元国家元首を含む700人を加えた約4300人が参列し、ロシアからは、シュヴィトコイ氏のほか、ミハイル・ガルージン駐日ロシア大使が出席しました。

 


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