サウジが、危険な集団処刑を計画か
12月 25, 2022 15:02 Asia/Tokyo
情報筋によりますと、サウジアラビアは新年の始まりに合わせて、新たな集団処刑を計画しているということです。
米国に拠点を置くアラビア語メディア「アルフッラ」が情報筋の話として伝えたところによりますと、サウジ当局は新年でメディアの報道が手薄になる機会を利用して、集団処刑を行う意向であるということです。サウジは2016年末にも子供を含む少なくとも50人の死刑を執行しています。
こうした中、サウジは新年の祝賀行事の準備に勤しんでおり、そのようなイベントを悪用することで大量処刑を行おうとしています。
情報筋によれば、サウジはこれまでにも年末年始の休暇期間を利用した死刑執行を行っており、今年のクリスマス期間には少なくとも60人の反体制派の死刑執行を予定しているということです。
この報道によると、サウジはここ2週間、カタールW杯開催の裏で、外国人12人を含む20人の死刑を執行しています。
フランス通信によりますと、今年のサウジの死刑執行数は昨年の2倍に上るということで、同国で死刑が増加していることの表れと言えそうです。
タグ