トルコ地震、死者1万5000人超に

トルコ南部で6日に発生したマグニチュード（M）7.8の地震による死者が、隣国シリアと合わせて1万5000人に増加しました。

フランス通信など、報道各社が９日木曜、両国の当局者や医療関係者の発表として報じたところによりますと、これまでに確認された死者はトルコで1万2391人、シリアで2992人で、計1万5383人に達しています。

また、日本の報道各社によりますと、この地震を受けて、日本の国際緊急援助隊・救助チームが８日水曜、震源近くのカフラマンマラシュで本格的な活動を開始しました。

現場に到着した日本チームは機器を使い、生存者がどのあたりにいるのか捜索を行いました。

山本英昭団長は「時間との闘いだ。寒さに加え、余震もあって厳しい状況だが、被災者に寄り添って支援していく」と語っています。

現地時間の９日午前４時１７分（日本時間９日午前１０時１７分）には、生存率が急速に下がるとされる「発生から７２時間」が経過し、懸命の捜索を続けています。

厳寒の中、がれきの下に取り残された生存者の一刻も早い救助が待たれています。

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