トルコでの地震死者が3万1000人超える

トルコのAFAD首相府防災危機管理庁が、国内の地震による死者数が 3万1643人に達したと発表しました。

トルコ南部とシリア北部の国境地帯で今月6日早朝、マグニチュード7.8と7.6の地震が発生しました。

トルコ政府は、今回の大規模な地震を受けて国際社会や人道団体に支援を要請していますが、イランは地震発生直後から救援物資をトルコに送り、同国の被災者の苦しみを軽減させようと全面的な協力を続けています。

IRIB通信によりますと、AFADは同国での地震による死者数を3万1643人と発表しました。さらに、これまでにトルコでは2824回の余震が観測されていること、また3万5495人の救助隊員が国内10県で救助作業にあたっているとしました。

トルコ企業連盟の発表によれば、今回の地震による物的被害が820億ドル以上と見積もられるということです。

トルコのオクタイ副大統領は、「今回の地震により、12万棟の建物が完全に崩壊、もしくは深刻な被害を受けている」と述べています。

さらに同国のアナトリア通信は、トルコ南部の複数の地域の道路において地震により生じた深いひび割れの写真を公表しています。

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