シリア大統領が、オマーンを訪問

シリアのアサド大統領が、オマーンを訪問しています。

アサド大統領は今回のオマーン訪問で、同国のハイサム・ビン・ターリク国王と会談しました。

オマーン新聞は、同国国王とアサド大統領の会談後、アラブ諸国がシリア寄りに回帰し、同国との関係を正常化する時期がきている、としました。

また、「シリアが過去10年間、同国に対して企てられた陰謀や国際的な挑発に対抗したことは、同国の政府の力、国内団結・統一の証明である」としています。

また、アッシャルクルアウサト新聞は、「最近シリアを襲った大地震により、停滞していた同国と各国の関係が修復され、アラブ諸国はシリアとの関係を正常化した、あるいは正常化を追求している。最近の地震発生を受け、様々な電話会談や非公式や公式会談によりこの動向に拍車がかかっている。今回のアサド大統領のオマーン訪問はこの動向の一環として行われたものだ」と報じています。

なお、アサド大統領はオマーンに続いてUAEアラブ首長国連邦を訪問することになっています。

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