パレスチナで、今年初めから児童37人がイスラエル軍により殉教
8月 06, 2023 16:46 Asia/Tokyo
世界の子どもの権利運動を主導する団体「セーブ・ザ・チルドレン」の責任者は、今年に入ってからこれまでに、パレスチナのヨルダン川西岸やガザ地区で、子供37人がシオニスト政権イスラエル軍の攻撃で殉教している、と発表しました。
IRIB通信によりますと、セーブ・ザ・チルドレンの責任者は、「これらの子ども37人のうち31人がヨルダン川西岸で、6人がガザ地区で殉教している」と語りました。
また、「この期間中さらに、160人の子どもがシオニスト軍によって拘束されている」とし、「子どもの殺害や拘束はこれまでになかった規模で増加している。こうした中で、国際社会はパレスチナ人の子どもを支援せず、また犯罪を犯しているシオニスト政権イスラエル軍を訴追していない」と述べました。
この報道によれば、さらに170人のパレスチナ人の子どもが、イスラエル側の刑務所で拷問を受けています。
パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスは最近、パレスチナ人の子どもに対する犯罪を引き起こしているイスラエル政府関係者の訴追に向けあらゆる手段を行使するよう要請しています。