レバノン・シーア派組織、「米はISIS復活を目指している」
(last modified Tue, 15 Aug 2023 11:26:30 GMT )
8月 15, 2023 20:26 Asia/Tokyo
  • レバノンのシーア派組織・ヒズボッラーのナスロッラー事務局長
    レバノンのシーア派組織・ヒズボッラーのナスロッラー事務局長

レバノンのシーア派組織・ヒズボッラーのナスロッラー事務局長が、パキスタン、シリア、イラン・シーラーズで最近起きたテロ事件の被害に哀悼の意を表明しながら、「米国は、テロ組織ISISがさまざまな場面で活動を再開させることを求めている」と述べました。

ファールス通信によりますと、ナスロッラー事務局長は14日月曜、2006年のシオニスト政権イスラエルとの戦争で抵抗軍が勝利を収めた日から17周年を迎えるのにあわせて、演説を行いました。

同局長は、レバノンの抵抗軍がシオニスト政権に占領されたままとなっている境界地帯を奪還するだろうと強調し、「敵は今日、政治、軍事、民衆、精神の面で2006年当時よりも大きく弱体化しており、それに反して抵抗の枢軸ははるかに強くなっている」と述べました。

2006年に起きた、33日戦争と呼ばれるシオニスト政権イスラエルとレバノンの戦争では、シオニスト政権の占領する地帯からレバノン全土にまで広く空爆が行われました。

 


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