ハマス、「イスラエルによるガザ・ゴッツ病院への脅迫は戦争犯罪」
(last modified Sat, 21 Oct 2023 09:10:03 GMT )
10月 21, 2023 18:10 Asia/Tokyo

パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスが21日土曜未明、声明を発表し、「シオニスト政権イスラエルがガザ地区にあるゴッツ病院を脅迫したことは戦争犯罪である」としました。

ロシア・スプートニク通信によりますと、ハマスは、ガザのゴッツ病院パレスチナ赤新月社本部を爆撃するとのイスラエルからの脅迫を非難し、さらに「シオニスト政権によるゴッツ病院爆撃の脅迫は戦争犯罪に等しい」と付け加えました。

これに関して、ゴッツ病院の関係者は「イスラエル占領軍から何度か電話があり、すぐにも病院から退去せよ、近く爆撃すると脅迫してきた」と語っています。

ICRC赤十字国際委員会も声明で、「攻撃を示唆しての脅迫は我々にとって非常に憂慮すべきことであり、この問題について協議するためにイスラエル当局と緊密に連絡をとっている」と発表しました。

また、ガザ地区にあるパレスチナ赤新月社も「イスラエル当局からゴッツ病院を爆撃するという脅迫を受けた。その内容は、400人以上の患者と約1万2000人の避難民が身を寄せている同病院からの即時退去・避難を要求してきたものだ」と表明しています。

一方で、消息筋は「イスラエルはゴッツ病院の周辺を攻撃してきている」としました。

パレスチナ抵抗軍は今月7日から、イスラエル占領地域におけるシオニスト政権の立場に対して、「アクサーの嵐」と称する独自の包括的作戦をガザ(パレスチナ南部)から開始しました。

 

 


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