ヒューマン・ライツ・ウォッチ、ガザでのイスラエルの犯罪に沈黙する西側に疑問を提起
10月 25, 2023 16:47 Asia/Tokyo
国際人権NGOヒューマンライツ・ウォッチ(HRW)が、パレスチナ・ガザ地区でのシオニスト政権イスラエルの侵略行為に対する西側諸国の矛盾した対応やダブルスタンダードを批判し、西側はこの犯罪に反応を示すべきだと強調しました。
HRWはこの中で、「欧米諸国はイスラエルによる国際人道的権利の侵害については沈黙しておきながら、ウクライナの件では躊躇なくロシアを非難している」としました。
また、「民間人保護に関する人権法はすべての人に適用される」とし「アメリカと西側諸国の政府は、イスラエルに対するパレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの攻撃を直ちに非難したが、ガザでのイスラエルの行動については沈黙を決め込んできた」としました。
そして、「西側諸国はシオニスト当局者の訴追ではなく、少なくともイスラエルに国際基準の尊重・遵守を求めるべきである」と皮肉るとともに、「西側諸国が自らの価値観と権利に関する発言を他国に信じてもらいたいなら、ガザでの民間人の命に対する残忍な扱いに関してイスラエルに対し国際原則を適用すべきだ」としました。